2023-01-01から1年間の記事一覧

クリエイト

何を発想したか。何を発想できなかったか。発想の根元は自分というプリズムの歪みである。言語化は概念ではなく乾いた具象でなければならない。自らの歪みを同定できなければ隣人の具象を同定することはできない。 発想はプライベートの時間でなければ生まれ…

貸ビル設計

エントランスもトイレも事務室内も、明るくなければテナントは決まらない。明るいと清潔に見え、気分が高揚し成約しやすい。スーパーは照度により売上が変わる。

三浦哲郎

三浦哲郎を不意に憶いだした。 「拳銃と十五の短編」は何度か読んだ。彼の自分以外の兄妹五人、ふたり自殺ふたり失踪他のひとりは先天性色素欠乏症弱視である。

自分が社長なら

自分が社長ならこうする、という発想がなければ会社の課題は視えない。視ようとしなければ永遠に視えない。 情報収集の怠慢は自責とし第三者に転化してはならない。 自ら課題を発見できなければ奴隷になるしかない。発見した課題を解決できなければ敗者であ…

クリスマス

ひとりてをのばす こわれるたまがわのふゆ じじつをうけいれ かみをあらうせっぷくのあさ うつくしくなれないじごく しんじゆうするしろいくも そうていしないかなしみ できないいちども わたしがわるいふこうなかぞく なまえをならべはかをつくり やくそく…

「山は待ってくれない」登山家の平出和也は言った。植村直巳をはじめ多くの冒険家が43歳で亡くなった。壁である。「建築は待ってくれない」と言った多木浩二の壁が好きだ。

発達心理学者 今井むつみさん

発達心理学者今井むつみさんの記事を読んだ。 幼いときには「なぜ、なぜ」の好奇心があり、いろんなことを知ろうとしたのに、成長すると教科書の字面だけを理解して、わかった気になる。これはよくないですね。わかったふりと言えば、チャットGPTは、バット…

先送り

常々問題意識があれば構想は生まれる。問題には優先すべき順位がある。常識的なリスクを妄想したとしても、喫緊でなければ例え1分でも時間を消費してはならない。1分でも浪費するとき、喫緊のリスクは先送りされ消費される。誰もが日々リスクの選択をしてい…

本質

二十歳のときに考えた。 人の強さは信用できない。 人の弱さは信用できる。 弱さを認めるなら、 本質は繋がるかもしれない。

江副浩正の常識

世間の常識は私の非常識私の常識は世間の非常識

平衡感覚

何故そうなったのかが重要なのではなく、宇宙ロケットの爆発の解明ではないのだから、現在の状態がそれでよいのかの平衡感覚を最優先にできるのであれば、佳い社長になれるかもしれない。

音楽

Eテレドキュメンタリー ハンスジマー 映画音楽の革命児 を観た。映画にまたすこし近づけた気がした。すばらしい生きかたを観た。すばらしさに興味あるかたはゼヒ。

なにをみなにをみなかったか なにをうしないなにをえたか かぜがふいたふっかつのあさ

設計

リーズナブルなビルを設計してはならない。リーズナブルなリフォームをしてはならない。リーズナブルな命は存在しない。生きかたは方法論だ。限界であり本質でもある。わたしも多くのリーズナブルな選択をした。唾棄すべきだった。

映画

小津安二郎の"浮草"を観た。 「ずっと叔父さんでええんね」という生きかたが小津なのだろう。

眠り

眠りは ちいさな死だから 十三のころから 眠りたくなかった 本を読みあさり 深夜疲れ果てるまで 音が消えた町や村を 歩いた ちか頃は 深夜目覚め ときにアルコール ときにはちいさな詩を

犬と猫

子どものころ 田舎の犬と猫は 老いてくると或る日 ふいに帰らなかったものだ。 都会では或る日 ふいに歩けなくなり 或る朝ふいに 冷たくなるのだ。

季節には 囀りをかわし 季節には はなれ離れに はい卵をし 季節には 子を棄てる そんな 鳥のように 生きた

本質

本質がみえないから 血のつかがりだけが 視えるんだろうね

自殺がなぜ悪いのか自分の命なのにと質問する高校生がいる。あなたではなく社会があなたの命を生み紡いだのですから、あなたの命はあなたの所有ではなく社会の所有なのです。あなたのなかにあなたの命の意義は存在しない。勝手に死なれては不愉快なのです。 …

自信

自信のある人は考える。 見落としはないか。 不安になる。 最悪を想定する。 ベッドに入り 重箱の隅を 突つくように 考える と 窓に明るみが 差してくる。 自信のない人は 考えない。 考えても何も 閃かない。 小学生中学生でも 自信のある子は考える。 将棋…

取締役の定義

何かあった場合、例えば総務は工事件数あるいは人事の算式を、経理は償却の算式を、長い間間違った考えで処理をしていたことが発覚した場合、あるいはpmとかbmについても、担当であるか否かに関わらず、業務は何処かで繋がっているわけだから、まず初めに気…

危機を特定する

危機意識の感受性に疑問をもってください。行動につながります。構想をもてるようになります。 主要メンバーが毎晩0時迄仕事をしても追いつかない状況は非常事態と言えます。想定できなければ短絡です。経営者失格です。ササキさんは最悪から発想する、重箱…

"判断"

10分考えたことは10時間考えても判断は同じだと言い放った建築士がいた。北海道出身のタカハシヒデオくん、BRの設計室の設計監理の売上げが全国で50番位の時の設計室長である。彼が新宿御苑前近くで設計完了したビルの全面道路6mを8mと勘違いしていたことが…

ゴールデンウィークはネットで映画を観た

"寝ても覚めても"は、そこまで露わに言わなければならないのだろうか、と思った。常套的シーンが多かった。"親密さ"の濱口竜介の言葉はわたしによく似ていた。詩の朗読もよかった。わたしも学生の頃は登場人物と同じように、会えば必ず議論をした。学生運動…

"本質"

仕事は誰かから与えるられるものではなく自らが発想し発見するものである。仕事は創造である。

"勉強しても"

周りをみれば解ることだが頭が良くなる訳ではない。大切なことを寝食を忘れるほど考え続けるほうが、よっぽど頭が良くなる。考え続けることができない人は棋士の卵である奨励会でさえ1000%落第する。羽生善治にちかよることさえ許されない。仕事は将棋に酷似…

"才能があれば"

間違って処理されている箇所を想定できる。寝食を忘れるほど考えればすべて想定できる、と仮定する。

"Perhaps"

理想を求めなければ奴隷である。プロレタリアートは奴隷である。仕事にプライドを持てなければ奴隷である。藤井聡太も他の棋士もデザイナーも作家も画家も或る種の職人も或る種の経営者も隷属しない。入院しても眠れなくても心療内科は受診しない。夢のなか…

"文章"

言葉は論理である。言葉の違いに気が付かなければ論理は成立しない。思考の深度が文章の深度である。思考が深くなければ美しい文章とはならない。精密でなければ瓦解する。文章に無頓着なら精神についても無頓着である。 新しい外来語の原語には定義が定着さ…