悪人なおもて往生す阿弥陀仏が救済したい対象は衆生である。すべての衆生は、末法濁世を生きる煩悩具足の凡夫たる、悪人、である。よって、自分は悪人である、と自覚させられた者こそ阿弥陀仏の救済の対象であることを知り得る。
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