すばらしい句を是非読んでみてください。西躰かずよし 窓の海光 よりさびしさで汚れた両手を洗う夜の病院の母のうたごえ亡クシタ児ト食事シテイル掌にさびしい雨の匂い五本の指をふちどる死ぬ理由もなく雨にぬれる何もない手のひらが海になる採血ノアトノ海…

恋する言葉

句を作った時は、作った時の熱気あるから、不足に気づかず、言葉に恋をしているようなものです。熱気が無いと発想が出来ないけれど、熱気がある程度冷めないと、不足に気づかない。

現代俳句協会のネット句会に6月20日下記3句を投稿しました あいをかたれず 蝉はながらえる 自生する水わさび 悲しみの深さをはかれ 傷つきうまれ さらに傷つき 化けて死を全うせよ