仕事のはなし

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マルキビルのこと・第一次オイルショック 昭和48年10月6日第四次中東戦争勃発 トイレットペーパー騒動発生、 工事中のビルの建築資材高騰、 現場監督は現金を持って資材獲得に走った オイルショックの年 工事中のビルがあった マルキビルである テナントは …

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1.ミーティング 上司の質問に答えず、 経緯から話を始める、 定義から話を始める、 理由から話を始める、 抗弁から話を始める、 等の行為を、厳しく禁止します。 2.野村監督の言葉 最大の悪は 鈍感である 鈍感が 会社を潰す

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能力の無い部下の首を切るか、 自分の首を切るか、2つに1つ。 どちらもできない管理職は無能。 無能の部下を首にしないということは、 無能の水準の仕事を容認するということであり、 それは、管理職の無能の証明である。 言われた通りにしようとする部下…

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景気後退状況の受身的発想は、会社を潰す。 先手をとれたかとれなかったか、が重要。 言い訳をいうようでは、終わっている。

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駄目だろうと思うと、 やめてしまうタイプ。 駄目だろうと思うけれど、 100%確認するまで諦めないタイプ。 前者は平均的な判断で、 効率がよさそうにみえるけれど、 業績の上がらない営業マン。 後者は稀少で、 無駄が多そうに見えるけれど、 圧倒的業績…

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部下の成長を諦めず、 上司は信号を送り続ける。

*見積り

見積りを出してみなければ、 とれるかどうかわからない、 では赤点。

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わたしは、25歳から通算で1000人以上の面接経験があります。 前職で評価の低い人は嫌いですね。 会社が変わっても、評価は生涯低いと思います。 20代で3回目の転職を考える人は、殆んどダメですね。 30代半ばで4回目の転職を考える人は、会うだけ時間の無駄…

リタイア

—佐々木さんは会社を経営されてますけれど、リタイアとかは考えているんですか?(本橋) リタイアはしたいんだよ。 バブル崩壊があと1年遅れていればもうリタイアしていたかもしれないね。 —リーマンショックは去年の10月ですが。(本橋) 一リーマンは単な…

今回のバブルの破裂で、2年前、2007年の夏以降、売買契約の違約が相次いだんですよ。買い付け証明のキャンセルです。 2008年の1、2月で急激に円高になりました。100円を切って、95円前後になりました。 2007年の秋以降、リファイナンス(借り換え)ができな…

古い貸しビル

―僕の知り合いが持っている古い貸しビルにテナントさんがなかなか入らないそうなんですよね。(本橋) 今は景気が良くてビルを移るところはほとんどありません。今いる事務所よりも安いところに移りたいとか、人を減らしたから狭いところで良いとか、そうい…

責任の所在

ミスがあったとき、誰かの責任にしなければ、同じ事を繰り返します。部下がミスをすれば、部長から見れば部下の責任、社長から見れば部長の責任。自分が辞めるか、部下をクビにするか、2つに1つです。

不況

ヨーロッパも今はすごく不景気だよね。スペインかイタリアで失業率が2割近くあるんじゃないかな。日本でも5.5%まで上がってきました。 ―そういえば、日本綜合地所も会社更生法を申請しましたよね(本橋) あそこは良心的な会社だよね。内定取り消しの際にい…

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ナミの経営者の、 何億もの報酬は、 理解できない。 ヨイ時に利益を出し、 ワルイ時に赤字にする。 ありふれた話。

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管理職がありふれた見解を滔々と喋りだすと この会社ももう終わりだと思ってしまう。

ゲーム

仕事はおもしろい。考える材料は腐るほどあるし、経験も豊富にあるし。ゲームとすれば、これほどおもしろいゲームはないね。

サブプライムを通じて

この前新聞を読んでいて、日本の金融関係者はサブプライム問題が海外の火事騒動で日本の金融界には殆ど影響しないと思っていたそうで、あれよあれよと損失額が膨らんできて、これはもう対岸の火事じゃないなって。そんな風なことが書いてあったのだけれど、…

衣服と建物

建物と衣服は似ているように思います。 建物は道具というより着る方に近いと思うんです。良い衣服は人と会った時に、多分、印象が残らないんだと思います。良い衣服は本人とともに印象に残るように思います。それで本人の特性がそこに表現される。その役割を…

いい建物

例えばお客さんが事務所を借りる時には、担当者や窓口の責任者は大企業だと総務部長さんだったり、小さい会社だと社長さんだったりするんですね。そういう人たちは長い間働いているわけだから事務所の立地に関して詳しい人が多いので、地図をみて場所が分か…

食品偽装表示問題を通じて

商売って何が何でも稼ごうと思えば、下品にならざるを得ない。場合によっては、悪いことをしなくちゃいけないこともあるかもしれないし。無論、悪い方向に行く場合には、「そんなに悪いことではないだろう」という風に本人の感覚や判断基準を軌道修正してい…

つきあい方について

昔、日経BP社の人とヨットに行ったことがあって、ひとと飯を食ったら私はメンバーの分も全て払う習慣があるんですよ。そしたら帰り際に払いますっていうから、私は「私がみんなの分も払っているから、受け取らない習慣なんだ」という説明をしたんですよ。そ…

コンプライアンスのはなし3

コンプライアンスは法律を人に守らせることでは無くて、自分で守ることですよね。他人じゃなくて、自分が守れば良い。自分がその法令違反に加担していてまずい影響があると判断した場合には、会社に意見をして止めさせるか、会社が止めないならば自分が辞め…

官僚機構

責任の所在を明確にするというのは官僚機構では難しいし、みんな曖昧にしていますよね。あとは人身御供的に誰かをばっさりやって後は知らない振りをするであるとかね。 民間でもそういう傾向が全くないという会社はないんじゃないかな。みんな責任からは隠れ…

コンプライアンス

コンプライアンスという言葉がよく使われます。社会保険庁の職員にとってのコンプライアンスとは何ぞやというものもあるけれど、そのことをほんとうに考えたことがある人はどれだけいるんでしょうか? 小学校の朝礼の話ではないけれど、法律は守らなければな…

生き方=?

学生のことを考えると、就職活動で10社も20社も面接に行くでしょ。一生懸命練習して、企業説明会に出席して、内定をいっぱいもらって、3年で辞める。大体、学生が選ぶ企業は10年経つとダメになっていることは多いよね。私の感想だけれど、学生は外的な要件に…

企業文化3

―佐々木さんにとって企業文化とは何ですか? 僕にとっては、僕そのものです。何かの危機があったときの、対処の仕方、対処の方向性です。例えば、会社が潰れそうになった時の為に、社員に常々高額な生命保険を掛けておいて、必要な時期が来たら、ちょっと泊…

企業文化2

例えば、官庁の厳密な指導下にある組織では官庁がメインになってくるし。下手すると中枢が天下りにでやってくる。やっぱりそういう背景がある組織の文化というのは違うものですよね。私のように22歳からフルコミッションでやってきて、小さな会社を創ってや…

企業文化1

企業文化とはどういうものでしょうか。文化というと、人間関係の構築の仕方であったりとか、文明とは違う人間の生き方みたいなものでしょうか。 ?僕は企業に勤めたことは無いので分からないですが、例えば大学の文化というのはあるかもしれません。東工大で…

ルーティンワークの中のセンサー

いつもそうなのですが、このパターンは儲かるであるとか、競争が少ないであるとか、付加価値が高いとかでやってみて、結果が出て利益が上がって、それで一安心というと、またダメになっちゃうんですよ。どこかで本質的には常にそういう状況なのだけれど、良…

経営者としての思考の体系

私は26歳で独立しましたが、やっぱり会社を自分で創ったのは威張りたかったからです、単純に。(笑)威張りたいっていうのは、つまり自分の意見を否定されたくないということ。社長がいて私が雇われて、社長と意見が違ったらやっぱりやっていけないからね。…