告訴について

初めて原告になったのは23才ですが、金が欲しくて告訴したのではない。被告企業の担当取締役総務部長の裏切りへの憎悪である。結果は勝訴に近い被告の申入れによる請求金額9割の和解である。老練な裁判官の術策に嵌った感あるのは残念だけれど、3年に及ぶ訴訟結果被告企業の担当者は取締役と部長職位をを失った。
裁判の目的は必ずしも訴訟に勝つ事ではない。

採用担当者

通算2000人ほど面接をしている。
よほど輝かしい履歴でもないかぎり、3回以上転職した人は面接しない。前職で何を学んだのか。どんな場面で学んだのか、現場でなければ学べない学びか、価値ある学びか。仕事にのめりこめたかその仕事を好きになれたか。何故辞めたのか。

他者について

他者を意識するときは言葉とのむきあいかたの相異を、つよく意識したときである。

内包される無限の意味を探そうとする人はほとんどいない。無限のなかからひとつの意味のみが抽出された自分につごうのよい言葉。言葉とのむきあいかたがその人の仕事とのむきあいかたに相異ない。