他者について

他者を意識するときは言葉とのむきあいかたの相異を、つよく意識したときである。

内包される無限の意味を探そうとする人はほとんどいない。無限のなかからひとつの意味のみが抽出された自分につごうのよい言葉。言葉とのむきあいかたがその人の仕事とのむきあいかたに相異ない。