2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

裁判について

裁判に負ければ死刑にする、とすれば原告は被告は弁護士は裁判をするだろうか。それでも裁判をするだろうか。すこしは考えるようになるだろうか。 和解をした場合の裁判行政にかかわる費用の按分額を原告と被告は負担しなければならない。和解を勧めた裁判官…

議論について

優れた議論はメンバーの双方が自らの見解を止揚できる能力を必要とする。 極めて稀であり殆ど見たことがない。 議題に対して優れた結論を得るには議論というよりはむしろメンバーの夫々が自己の見解を昇華させられているかに左右される。 優れた議論以外は例…

「言葉を正しく使わなければ魂に害悪を及ぼす」-古田徹也

4月30日放送のBSフジ「プライムニュース」の「哲学&倫理学・思想史の拠点から見る“今”」を観た。倫理学者の古田徹也氏はプラトンの「言葉を正しく使わないことは、それ自体として誤りであるだけではなくて、何らかの害悪を我々の魂に及ぼす。」を引き合いに…

自分について

自分の意識をシニカルに観ることのできない人は本質的に哀しい。 自分を好きだったのだろうか嫌いだったのだろうか子どもの頃から他の多くの人より自分を嫌いではなかった自分をいつも庇っていた自分が期待するほど自分は才能がないかもしれない自信を捨てな…