「山は待ってくれない」登山家の平出和也は言った。植村直巳をはじめ多くの冒険家が43歳で亡くなった。壁である。「建築は待ってくれない」と言った多木浩二の壁が好きだ。
発達心理学者 今井むつみさん
発達心理学者今井むつみさんの記事を読んだ。
幼いときには「なぜ、なぜ」の好奇心があり、いろんなことを知ろうとしたのに、成長すると教科書の字面だけを理解して、わかった気になる。
これはよくないですね。
わかったふりと言えば、チャットGPTは、バットでボールを打ったことがないのに打撃法を語りますね。
過去のデータをもとに帰納的に推論する対話型AIはもっともらしく語りますが、言葉の意味を理解していない。
これに対して、道を究める熟達者は経験と学習で培ったことばの理解をもとにした直観、ひらめきで仮説をつくる思考力がある。 これはとても難しいことですが、実は、人類の歴史は、未知の脅威に立ち向かうため、推論しながら新しい知識、ことばをつくってきた歩みともいえます。
先送り
常々問題意識があれば構想は生まれる。問題には優先すべき順位がある。常識的なリスクを妄想したとしても、喫緊でなければ例え1分でも時間を消費してはならない。1分でも浪費するとき、喫緊のリスクは先送りされ消費される。誰もが日々リスクの選択をしていることに気づいていない。喫緊のリスクを選択したい。
本質
二十歳のときに考えた。
人の強さは信用できない。
人の弱さは信用できる。
弱さを認めるなら、
本質は繋がるかもしれない。
江副浩正の常識
世間の常識は私の非常識私の常識は世間の非常識
平衡感覚
何故そうなったのかが重要なのではなく、宇宙ロケットの爆発の解明ではないのだから、現在の状態がそれでよいのかの平衡感覚を最優先にできるのであれば、佳い社長になれるかもしれない。
音楽
Eテレドキュメンタリー
ハンスジマー 映画音楽の革命児
を観た。映画にまたすこし近づけた気がした。すばらしい生きかたを観た。すばらしさに興味あるかたはゼヒ。