NHKドキュメンタリー
ETV特集デザインには希望がある
三宅一生のまなざし
を観た。2022年8月5日84歳没わたしの8ツ上。彼は、デザインとは何かを自らに問い続けてきたのだろう。わたしは何を問いつづけたのか。23か24才のとき、仕事で原宿の彼の事務所に行った。行ったことは鮮明に記憶しているのだが契約に至ったのかどうかは覚えていない。いまならすぐネットで観られる。是非観てほしい。

"絶対謙虚"

高校生の頃から棋士を尊敬している。仮にすこし才能があったとしても、棋士にはなりたくないとわたしは思った。絶対王者といわれるような絶頂期であったとしても最善手はほかにあったはずと考え続けなければならない絶対謙虚の職である。学歴コンプレックスのかたまりの高学歴には一人もいない。実績と栄光を手にした経営者にも言動をみる限り殆どいないようにみえる。芸術家、科学者、学者は棋士のような人もいるが、必ずしも絶対謙虚を必要としない職である。絶対謙虚は美しい。

"高給"

家に居るとき考える。発見するにはどうするか。解決するにはどうするか。手順はどうか。夜、深夜、明け方、出社前、自分のパソコンにメモがわりのメールをする。出社してからは、又聞きの情報ではなく、現物を確認し直接本人に指示をし作成する、考えない。

家に居るとき構想している人には高給を払う。失敗をしないから。