普遍をつかってみる

哀しいというだけでは哀しさは普遍しない。あるいは、個人的でなければ普遍しない、という表現があります。正しい使いかたです。一般的な設計は普遍的ではない、とも言えます。

言葉は緻密に定義し正しく使いたい。緻密に定義できなければ考えを深めることは出来ない。

職責の分類

a.専門職としての能力
 営業であれ経理であれ新人ベテランを問わず
 職責を果たせる能力
b.管理職としての能力
 部下の現場を把握する能力
 部下の生産性をあげる能力
c.取締役としての能力
 組織の問題を直観する能力
 組織の問題を解決する能力

※以上は狭義の分類である。
 広義で把えれば組織のメンバーとして職責に区分は無く、
 優秀な人材であれば新人といえども経験の有無にはかかわ
 りなく上記の能力をすべて備えていて然るべきと思います。

江副さんのこと

23歳の時カーネギーを読んだ。部下の能力を伸ばす努力より能力のある人を探すほうが100倍の成果がでる、という言葉に激しく反感をもった。わたしは部下の能力を激しく伸ばそうとしていた。限界だった。
江副さんを天才だと思ったのは人の能力にたいする感性の鋭さである。若年定年制と莫大な人事募集費と新入社員へのメッセージである。