悪人であるという自覚

反社会勢力は、社会を悪くすることは出来ない。誰もが悪いことだと分かっているからだ。


自分は悪いことをしないと信じている人、このような人こそが、社会を悪くする。始末に負えない。自分が悪事を働いていることに気がつかない。刑法に触れなければ悪ではないと思う。理由がありやむを得ないから悪ではない、他の人もしているから悪ではない、という回路である。自分の本質が悪人であることに気がつかない。何が悪であるのか分からない。教えてあげると、生きるためだからやむを得ないと正当化する。お釈迦様によれば、人は全て悪人である。自分が得をするように立ち回り、社会の悪を隠蔽し、社会をさらに悪くする。悪をしてはいけないと言うのではない。人は悪を行うために生まれるのだから、何をしてもいい、悪人であると自覚するなら。ただ、悪であるという自覚が無ければ醜い。糞より醜い。