連泊でシーツを替えなければ、ホテルのCO2削減エコロジー運動に協力したことになるらしい。地球環境のために是非ご協力して戴きたい、とのこと。近頃、安いホテルによく見かけるけれど、洗濯費を差し引くとか、浮いた費用をエコ運動に寄付をするとか、昨年は計いくらを寄付しましたとか、であれば少しは理解もできる。シーツも浴衣も、糊がきいてアイロンがかかっているのがいいに決まっている。エコロジー運動に名を借りて利益をあげようとすることは、詐欺である。宿泊客は相応のお金を払っているわけだから、ホテルは、詐欺を働いてまで利益をあげようとするのではなく、本当にエコロジー運動をしたいのであれば、損をしてでも行うという意志表示をすべきである。例えば、連泊予約のとき洗濯費用を差し引くコースとか、エコのため不要不急の旅行は差し控えましょうとか、いくらでも方法はある。
