"Perhaps"

理想を求めなければ奴隷である。プロレタリアートは奴隷である。仕事にプライドを持てなければ奴隷である。藤井聡太も他の棋士もデザイナーも作家も画家も或る種の職人も或る種の経営者も隷属しない。入院しても眠れなくても心療内科は受診しない。夢のなか…

"文章"

言葉は論理である。言葉の違いに気が付かなければ論理は成立しない。思考の深度が文章の深度である。思考が深くなければ美しい文章とはならない。精密でなければ瓦解する。文章に無頓着なら精神についても無頓着である。 新しい外来語の原語には定義が定着さ…

"気が付く"

其処を間違って処理している可能性がある、と断定的に気が付くか否か。気が付かなければ敗けである。

東洋陶磁美術館安宅コレクション泉屋博古館東京展を観た。久しぶり、躰中にアルファー波が充満する。中国青磁の重厚と朝鮮磁器の繊細。お奨めです。

"不安"

お酒を呑んでいるときも眠いときも、わたしはミスをする不安に満ちる。不安をもたないでいられる人は不思議だ。

"プライド"

プライドは本来、かくあるべきほんしつを直観し拘る能力、ではないのだろうか。自己を肯定する感情の否定を拒否することをプライドと勘違いする人は多い。他者に向かうのではなく、プライドは一義的につねに自己を否定しなければならない。顕在能力を否定し…

"将棋"

3月5日NHK将棋準決勝で佐々木勇気が広瀬章人に勝った嬉しい。 将棋も仕事も才能は生きかたあるいは考えかたである するべきことに気付くプライドがあれば謙虚になれる

"指摘する人がいなければ"

指摘する人がいなければ納期遅れが頻発する。稟議書が不明瞭になる。するべきことを忘れる。手順も判断も対応も誤る。誰も気が付かない。指摘をしよう。

"ヨットマン"

2023年3月4日、堀江謙一さん(84歳)がアマチュアのヨットマンとしては世界で最も権威がある「ブルーウォーター・メダル」を獲得した。わたしはヨットマンの多田雄幸さんのことを憶いだした。西伊豆の安良里の岸壁に係留したヨットを点検しに行った。多田さん…

"判断"

正しい判断は下記のようでなければならない。 「していると思いますが、確認しておりませんので、していない可能性を否定しきることは出来ません。」 妄想による判断をかんぜんに排除できれば組織は誇りを持てます。不備を直観する才能が必要です。優れた稟…

"日常"

ポパーによれば人の理解力は本質的には不完全である。名人棋王にかぎらず人の判断は例外なく不完全を前提とする。不完全を前提として日常に対処しなければならない。

"学習"

失敗を何度繰り返しても学習できない人には失敗のチャンスをいつまでもはあげられない。失敗をして学習できる可能性のある人には失敗できるチャンスをあげたい。

"組織"

不合理を内省化する作業が必要です。内省し言語化できなけばならない。行動の不合理と判断の不合理はボレロである。決済のデータが組織を創るのではない。言語化する意志が組織を創るのだ。

"プライベートの時間"

工場の作業員の人に言えばあるいは叱られてしまうかもしれないけれど、仕事とプライベート時間の区切りのある人は、年収の低いプロレタリアート、工場の作業員の人かウェイターあるいは力仕事の人くらいだろう。ウェイターでも年収の高い人は、明日予約のお…

"白紙"

人は、人あるいは自身について自らが記した頁を持っているが、白紙の頁もある。白紙の頁の数は人により異なるが、白紙の頁にかかわる内容を、自らは知るよしがない。ほとんどの人は親しい人や親しくない人あるいは自身についても知っているつもりだ。知って…

"ことば"

しんようできないじぶんをかんがえるほうほうひとではなくものではなくしごとではなくじぶんをみるほうほう あなたにとってはなんですか

"森山大道東京工芸大学講義"

学生「世界の揺らぎを撮れるんじゃないかと思って」大道「自分の揺らぎを撮らなきゃ」

"けんきょ"

あなたはじぶんのげんかいがみえないんだねあわれだねたりないんだよけんきょになれないただのかべだ ようろうさんはうんめいをみるためかんがえるじぶんをみるようにむしをみるむしのきおくをみるだいどうさんはふぁいんだにじぶんをみるうんめいのかたちを…

"養老孟司2023年冬を観た"

整然とした街を信用しない。整然とした自然も信用しない。信用できる言葉に巡りあえない。どんな言葉も信用できない。

"信念"

テナントから要請があった場合要請のとおりにかなえるか否かは熟考すべきである。三井不動産ならかなえるだろうか。契約書の表現で訴訟されたからと言って敗訴しないにもかかわらず契約書表現を三井は変更するだろうか。どんな訴訟でも起こされることがある…

"前例の亡霊"

どうしてそういう処理をしているのですか、と質問すると、前任者からの前例です、あるいは、入社の時からそうでした、と答える。誰が決めたのですかと質問しても、分かりませんと答える。前例に捉われてはならない。自身の信念を持たなければならない。前任…

"言葉"

相異と書いたら相違ではないのかと言ったアホが居た。規準と書くべきところを基準と書く人もいる。直感と直観は異なる。誤用する人は多い。樂という字を新聞広告原稿に使用したところ楽でなければ掲載出来ないと言われた。樂と楽がどのように意味が異なるか…

"考えかた"

30%未満を誰が初めに承認したのか。考えかたを顕かにできなければ組織は自壊する。一般職員は承認がなければ間違いを犯さない。中間管理職は社長の承認なく間違いを犯すことがある。本質を顕かに峻別することができない脳が、権限があると勘違いをするから…

"私の職責"

1.一般職の時の職責顧客が選択するべきビルを探し解析し教える。業務ルーチンの殆どが非合理であるから実績により非合理を糺し後輩と先輩と会社に貢献する。2-中間管理職の時の職責部下が高給を貰える能力をそだてる。私に出来ることの全てを部下に要求する…

"ヒマゴ"

おとこのマゴにヒマゴの女のこが産まれた。赤ちゃんは、慈しみにみちたおかあさんのかおをして、パパのかおを観た。

"考えかた"

企業の業務レベルは5段階評価では例外なく [2][2+][3-][3][3+]の範囲に留まる。

"成長"

貸ビル仲介業の東都商事という会社に入社し4ヵ月後の23歳、社長から、若手社員5人をみてくれと言われた。プレイイングマネージャーとして初めてのミーティングの時部下に宣言した。安心して下さい。私に出来ないことは何一つ要求しません。そのかわり、私に…

"棄てる"

22歳の時に詩を書かないことを決意した。言葉はそのごもしきりに現れた。メモはとらなかった。悩まなかった。言葉の憑きものは消えた。何かを喪った。

"どろんこパーク"

もしもまたうまれかわってこれたならまたわたしのこどもにうまれてほしい。

限界

酒を酌み交わさなければコミュニケーションを取れないのか、と言い放つ人がいた。酌み交わしても自己対話の習癖がなければ端からコミュニケーションは不可能なのだ。自己対話の能力があれば可能性が生まれる。が、限界を意識し限界を歩ける人はさらに稀だ。