2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

糖尿病

急激な低血糖は、糖尿病網膜症を発症させるのではなく、糖尿病網膜症を一時的に悪化させる、という報告があります。どういう背景の患者に発症するのかの詳細と機序については解明されていません。食事療法で急激な低血糖が発症するという症例は報告されてい…

糖尿病のはなし

糖尿病患者の57%が網膜症になり42%が腎症になる 主婦とか栄養士は調べもしないで聞きかじりの知識を吹聴する傾向がある。科学者はそうであってはならない。科学者は、臨床データも外国の学説も調べ、比較検討の上、自分が正しいと信じた学説のみを発言しなけ…

詩画集 いのちの花、希望のうた

岩崎健一さん岩崎航さんの詩画集いのちの花、希望のうた–を読んだ。自問自答するとき何かに気付く。その跳躍が詩なのだと思う。言葉遊びではなく、言葉の跳躍でもなく、自己認識の跳躍なのだ。詩は生き方なのだと、改めて思った詩画集でした。あなたも読まれ…

医学会ガイドラインについて

ガイドラインが正しいかどうかをわたしは調べる。関係する他のガイドラインも調べる。異なった症例があった場合は更に調べる。異なった論文見解がありそれを信用したい場合は見解の正誤について調べる。論文も臨床データもバイアスかかっていると考え接した…

仕事のしかた

自分が処理をした通りの結果しか出ない。結果が間違っていれば処理のしかたをミスしたことになる。言い訳を絶対しない。言い訳をしていると永遠にスキルが上がらない。

映画   COLD   WAR   あの歌、ふたつの心

映画 COLD WAR あの歌、ふたつの心を観た。監督はパヴリコフスキ、1957年ワルシャワ生まれ。ポーランドのかなしい歌をひとつ知っている。高校の時、NHKのみんなの歌の楽譜を送ってもらった。歴史的にかなしい国のように思う。ウカシュのカメラが特筆。至急是…

映画   リバーズ   エッジ

映画 リバーズ エッジを観た。原作は漫画。若者に人気とのこと。登場人物はそれぞれに傷つくけれど、何故傷ついたのか、何故生まれてきたのか、何故生きているのか、何故生きたいのか、何故死にたいのか、自身に向き合おうとせず、考えようとしない。原作者…

科学者について

科学はマクロからみてもミクロからみても誤謬の歴史である。1000回挑戦して999回判断を誤る。それが科学であることを知っている人は多くはない。10%も分かってはいない、という考えが優れた医学者なのだと思う。何を知っているのかが大切なのではなく、何を…