2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

明らかに見ること

前にも書いたけれど、諦めることは明らかに見ること也。死ぬ頃には少しくらい明らかに見れたかなって思えるかな。そう思って死ぬのかな。

苦痛

不良って社会に適応するのが非常に苦痛なんだよね。約束を守るのが苦痛だとか、上司の言う事を聞くのが苦痛だとか。やっぱり不良はストレスが多いんじゃないかな。そうじゃない人はルールを守るのが苦痛じゃないんだよね。 そういう面で言うと、人って苦痛な…

コントロール

白米とかケーキとかがすごく好きな糖尿病患者の側に24時間ピタッとはりついて、白米を食べようとすると白米を取り上げて玄米をやる、甘いものを食べようとすると甘いものを取り上げる。そういうコントロールをずっとすると、その患者はどうなるんだろう?見…

宇都宮の事件

去年でしょうか、宇都宮で事件がありましたよね。教育熱心な母親が、息子を下宿させて塾に通わせて、良い高校に入れて。その高校生が母親の首を切って自分の鞄に入れて持ち歩いて。その少年が分かるような気がするね。 ―佐々木さんが鞄をもち始めたら危ない…

仮出獄

吉村昭という人が書いた小説で「仮出獄」という中編小説があります。 高校の教師が主人公で、浮気をした奥さんを殺して、相手の男を刺したけれど死ななくて、その相手の男のお母さんを焼死させて、無期懲役で刑務所に入って。真面目にやれば仮出獄できること…

10週連続ドキュメンタリー EXITアメリカ更生学校の10週間

感動しました。 10代の教育に関心のある方は 是非観て下さい。BSハイビジョン再放送 8月23日(日)午前8:50〜午後1:00!! 第1回〜第10回連続放送

反抗期

この前、病院のエレベーターに母親と中学生らしい少年が乗って来たんです。その少年は素直そうな顔をしているんだけれど、カバンのバンドを膝の下くらいまで緩めていたんです。母親がそれについて、長過ぎる、校則違反じゃないかといったことをいうわけです…

貧乏

貧乏はけっこう自信があるんだよ。学生の頃は仕送りがあるでしょ、1週間もたないで3日くらいでなくなるんだよ。そうなるとお金なしで生活するわけです。何しろ山奥の学校だったから、電車に乗る必要もバスに乗る必要も無い、歩いてどこだってでかけました。…

感動

年に1回くらいは感動したいよね、なかなか無いけれど。映画なんかは1年に1回は良いものがあるんじゃないでしょうか。茶碗なんかは今までに2回くらいあるけれど。そんな感動の度合いがもっと激しいと、僕も陶芸家になっていたかもしれません。 やっぱり身…

坂東玉三郎

坂東玉三郎さんが外科室という映画を大分昔に作ったんですが、40分程度の映画だったけれどすごく良かった。原作の通りのシナリオで吉永小百合が出るんですけれど、冒頭のシーンのカメラが良いんですよ。吉永小百合が歩いていて、後ろに桜がずーっと咲いてい…

論理

論理って本来は美しいんですよ。なぜ美しくないかと言うと、論理じゃないものを論理と勘違いしているからです。言い訳と論理は違うからね。 例えば社員の勤務評定をきちんとやって、仕事を出来る人と出来ない人について給料とその他の待遇面を反映させなけれ…

利休にたずねよ

「利休にたずねよ」という小説を読みました。53歳の山本兼一さんという京都の人が書いたもので、直木賞を取っています。お茶のことを良く調べていて、詳しいですね。 利休が切腹した日から過去に遡ります。利休は茶室にしても何にしても、繊細な感覚の持ち主…