2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2本の木から

「同じパンから食べてはいけない」と書いてある詩があります。つまり、銘々が違う生き物であることを忘れてはいけないということです。「木は2本くっついて生き長らえることはできない。離れているから日を浴びることができる。」そういう詩です。ちゃんと…

善と悪

佐々木(以下、Sa):池波正太郎さんはこう言っています。「善人というのは普段は良いことをやっていて、たまに悪いことをする人、これを善人という。悪人というのはたまに良いことをして、普段は悪いことをしている人、これを悪人という。」これが池波正太郎…

法律のはなし2

「公共工事の談合は、会社の取締役全員を執行猶予なしの実刑にすればなくなるんじゃないか」という話を聞いて、それを先の弁護士さんに意見を聞いてみたところ、「いや、減りませんよ。」と。それを聞いて私は唸ってしまいました。 ―なんで減らないのでしょ…

法律のはなし1

若気の至りで私は弁護士さんなんかと23,4歳から喧嘩をしていたから、話して「この人すごいな」とか感じる人がいますよね。大抵そういう人は、謙虚なんですよね。謙虚な人は恐い。(笑)逆の人は必ずボロを出すから。そのボロを捕まえると、けっこう勝てちゃう…

文章のはなし

文章はやっぱり見えている部分でよく書けます。考え方が整理されていれば、きれいな文章になるし、美しい文章になります。 先日、私が尊敬する弁護士さんとご飯を食べたのですが、その彼に法律の話を聞いていると、法律というよりは文学談義をしているようで…

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あるとわかっている答えを、 探すのはつまらない。 無駄だ。あるかないかわからないから、 探す。 だから面白い。

エネルギーと死

?往々にして、仕事が日常化、ルーティン化して感性が鈍くなっていくのはよくあることだとは思うのですが、佐々木さんはどのようにしてそれに陥らないようにしていますか? 僕はドキドキしたいわけです。死んだようにフーゥとして、引きこもって、寝ているの…

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自分にできないことは 要求しない。 自分にできることは、 一切を要求する。

ルーティンワークの中のセンサー

いつもそうなのですが、このパターンは儲かるであるとか、競争が少ないであるとか、付加価値が高いとかでやってみて、結果が出て利益が上がって、それで一安心というと、またダメになっちゃうんですよ。どこかで本質的には常にそういう状況なのだけれど、良…

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根が布にくるまれ、 横たわる大きな樹。 黒い土が掘られ、 葉裏が白く揺れる。

経営者としての思考の体系

私は26歳で独立しましたが、やっぱり会社を自分で創ったのは威張りたかったからです、単純に。(笑)威張りたいっていうのは、つまり自分の意見を否定されたくないということ。社長がいて私が雇われて、社長と意見が違ったらやっぱりやっていけないからね。…

古い友人の“雑言居士”という人から、コメントのメールを頂きました。 (http://d.hatena.ne.jp/taiju-ssk/20070506) 面白いので以下の通り掲載させて頂きます。 1、 理性は2流の狂気である。 とする根拠について述べよ。2、1流と3流の狂気を定義せよ。最初の…

日本の不可思議なサラリーマン

他の国のサラリーマンは知らないけれど、日本のサラリーマンが不思議で仕方がないことがあります。この前に談合があったのは、名古屋でしたよね。談合を仕切っていた人は会社の言うことよりも業界の付き合いを大事にしている。あれは不思議な感覚です。会社…

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1、 理性は2流の狂気である。 とする根拠について述べよ。 2、1流と3流の狂気を定義せよ。 3、言い訳をできる人とできない人を定義せよ。 4、言い訳をする人としない人を定義せよ。 5、己の生を肯定する為に、男も女も言い訳をしなければならない。 6、その…

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It's me ― 自らの不足を知り、 挑戦意欲を失わないことを始まりとする。

談合

私が23,4の頃にこの業界に入って、ある一部上場のゼネコンの当時40歳くらいの課長さんが「下請けさんからいくらか儲かった」といったことを私に対して平気で言いました。よくそんなことを平気で言えるもんだなと感心してしまって。一晩10万以上取られる銀座…