2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

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時間が必要なのです。 水指をつくるために。 死のために。 競輪を考えながら死ぬ。 子を思いながら死ぬ。 1日に1回死ぬ。

不可能を可能にする

苦境に陥ったときにその人の本質は表面化しやすいと思います。苦境に陥ったときに、いつも僕はできるはずだと思うわけです。言葉にするんですよ、頭の中で。絶対にできるはずだ、と。何かあるはずだ、この制約の中で、この状況の中で、と。そうすると、大体…

考えるということ

考えなくて済むということは安心してしまいます。どこかで安心しているんですよ、恐らく。僕の場合だと本を読んでいても、何をやっていても、気になることがある時は考えてしまいます。特に本を読んでいる時は悲惨で、文字を追っかけているのだけれど、頭の…

コミュニケーション

22の終わりに入った前の会社にいた頃、会社で問題が発生したとしますよね。すると幹部会が開かれて、最終的に社長がどう判断するか、その問題に対して社長がどう思っているかは、ほぼ99%はわかりました。はっきり言って、いろんな問題に対して社長がどう判…

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頭がいいとか悪いとか 仕事ができるとかできないとか 折り合いがつけられるとかつけられないとか 好きでそのように生まれてきたわけではないのだから、 だから、本人の責任ではないと人は云う。 好きなにおいと、 嫌いなにおいを差別する。 好きな声と、 嫌…

アンチ・カーネギー

カーネギーという人の書いた本を読んだんですよ。僕が23,4の頃、部下が6人くらいいて、毎日ミーティングしていました。仕事の内容、その日あったこと、翌日の予定のこと、全部根掘り葉掘り聞いて。そういうときにカーネギーの本を読んだら、こう書いてあっ…

言いわけ

言いわけをしない人にわたしは会ったことがない。 質問をしないのに、そのようになった訳を、自分にはかかわりがないかのように説明する。言いわけということはどういうことであるか、というふうに考えたことがないと思われる。大会社の社長さんでもそのよう…

諦むるとは明らかに見ることなり

子供の頃、私の田舎の家に仏壇がありました。そこの引出しを開けると経本、お経の分かりやすい本があったんですよ。蛇腹になっているその中の一つに「諦むるとは明らかに見ることなり」という言葉が書いてありました。明らかに見れば諦めるしかない、という…

個人的な理由

僕が好きな詩の一節に「取れたボタンの一つにも個人的な理由がある」というものがあります。鮎川信夫という人が書いたのですが、とても大好きで。この前の話ですが、恐らくビルの担当者が漠然とした注文を出したのには個人的な理由があって、それを鵜呑みに…

デザインの善し悪し

デザインが良いのは気持いいですよね、不愉快じゃない。 ―デザインの善し悪しということをどれくらいの人が判るものでしょうか?社会通念になっているでしょうか? なっていると思いますよ。2割くらいの人は具体的にわかるのではないでしょうか、ぱっと見て…

リフォームの発注、コミュニケーション その2

―例えば、そのビル経営代行の担当者は必ずしも建築教育を受けているわけではないですよね。そうなると、建物に対して空間であれ材料であれ、そういう見方をしたことがないだろうし、なかなか難しいとは思います。 問題はそういう見方をしたことが無いという…

リフォームの発注、コミュニケーション その1

最近のビルのリフォームに関する話ですが、築15,6年経ってテナントの決まり具合をもっと良くしたい。あるいは賃料を値上げしたいというときに、どのようなリフォームをしたら良いのか。それで絵が上がってきて、提案書が上がってきて、それを見に行ったので…

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部下をあてにせず 自らが発案し、 自らが行動する。

人間関係の登記

同棲は素晴らしい選択だと思います、結婚よりも。籍を入れるという意味がよく分からないんですよ、私には。人間関係を登記するということが理解できない。人間関係を登記すべきものであると考える人がいれば、そういう人は好きにはなれませんね。ただ籍が入…

将棋のはなし

将棋は、小学生の頃に親父に教えられて、中学生の頃少しやって、高校ではたぶん一番強かったんじゃないかな。修学旅行のときに、当時岩手から東京まで急行で8時間かかりました、特急は使わなかったんですね。あと、東京から大阪までも8時間くらい。その往復…

習字のはなし

大学生の頃、街が小さいからアルバイトの口がありませんでした。ないものだから、自分で習字の塾をやりました。習字はなんとなくダラダラやっていたから。大学2年の頃です、材木屋で板を買ってきて、ホームセンターで足を買ってきて自分で付けて、机を作りま…